ちょっと前に一部基本設計に関わったTauT(トート)阪急洛西口が「関西まちづくり賞」を受賞したようです。
関西に来てから紹介してもらった仕事でして、高架下をなんとか工夫して広場にしたいというものでした。
もともとが線路の高架化でできた空地なので当然整備に関するお金などほとんどなく、けど隣駅までの長い範囲を有効的に使いたいという要望に対してできることはなにかなぁと考えてみたものです。
なるべく今後手を入れなくてもいろんなことに使えるようにという中で、「微地形をつくりたい」「人がたまれるようにしつらえたい」といろいろと無理を言っちゃいましたが、限られた予算の中でもろもろ対応してもらいました。
できてから1年後にようやく訪れることができましたが、今ではマルシェを定期的に行ったり、公園のように使ってもらえているようで一安心。
(東小金井の高架下に半年いた経験が生きたのかもなぁと。)
まさか自分の関わる仕事で人工芝を入れることになるなど思ってもみなかったけど笑、工夫することで人の集える広場はつくれるんだなと思わされたよき仕事になりました。
ランドスケープ基本設計:クジラ
※実施設計はランドスケープデザインに関わっている服部真樹さんにご協力頂きました。