エリア計画の作成

ランドスケープの設計事務所というと、屋外の公共空間の設計や監理をするイメージがあるのではないかと思うところです。
特に建設におけるランドスケープというと建築に付随する場所の設計ではあるのですが、一方で敷地より広い範囲で環境や景観を計画するのもランドスケープ計画であったりします。

クジラでは環境や景観の計画、といった地域の計画作成も行っています。

最近の事例で説明すると、古民家改修事業に関わることがあり、その全体計画なども。
その計画は、調査から始まり、事業の計画やのコンセプト検討や収支計画、資金調達スキームや建築の配置や設計、施設の運営計画なども含む様々なもの。
その中で地域における計画を立てたりします。
そのためにまず、地域の概要の整理、自然や地形のこと、歴史文化、周辺環境、地域の成り立ちなどを調査します。

さらにここから、現状の地域の課題や強みの洗い出し、地域資源の整理、ランドスケープの考え方に基づいた現況分析等も行い、さまざまな計画やその検討に活用します。
これら地域の基本情報と分析を基に、エリア活用計画をつくります。

いわゆる地区計画とは少し違う観点かもしれないので、クジラでは「エリア計画」と呼んでいます。

特に地方における開発計画・風景づくりや周辺環境との調和づくりにおいては、地域資源やその土地の記憶が重要と考えており、クジラでは規模の大小に関わらず地域事業に関しての計画づくりをお手伝いしています。※規模がさほど大きくない事業も多いです。

地域に広く関わる計画なので、webサイト上には事例は上げていませんが、例えば下の画像のような調査・情報整理・分析・提案などを行っています。

ご不明点あれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。

地域資源の整理

エリア成り立ちの整理

エリアの変遷分析

空間利用や景観の分析

エリア活用計画

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