寝台列車が廃止して新幹線が開通。 風景とか情緒ってのはやっぱりまだまだそんなに大切にされてないってのがわかる出来事だなと切ない今日この頃です。 自分が懐かしがりだからそういうのを強く思っちゃうところではあるにしても、ジーコジーコまわさなきゃいけない電話とか、送った3日後に届く宅急便だとか、時間をかけてのんびりいく旅行なんかはもう少し残ってもいいんじゃないかと思うところ。 移住もほぼブームになってるし、赤崎郵便局とかテレビで取り上げられてたけど、あーいうのいいじゃないのさ。それなのにねぇ。 学生の頃に自分の先生に、「これからはcadができるようになるのは当たり前だけど、手描きも両方できなきゃダメよ」って言われたのを、遅い移動手段が廃止って捉えたときに思い出したのでした。 機械とかテクノロジー的なものはあまりそんなこと考えなくてもいいと思うし、便利で時間がかからないに越したことはないんだけど、人間の気持ちの入るアナログな部分というかちょっと手間のかかるものは新しいものと一緒に残さないと失われるばっかりで、あの感覚を思い出せなくなるのはマイナスだと思うんだけどなぁ。 べつにスローライフにあこがれてるわけじゃあないんだけどそんなことを思ったり。